――「洗うだけでスキンケア」「角栓まで落とす」「潤いを与える」……洗顔料やクレンジングに躍るキャッチコピーは良いことばかり。でも、本当に肌にいいの? そこで、定番&人気のアイテムを、化粧品の成分解析で知られるかずのすけ氏と、化粧品検定一級で化粧品開発の経験を持つ安藤美和子氏(「アンチエイジングの神様」)が大検証!

■保湿・キメの整いは期待はずれ、石けんで洗うよりマシレベル
dave-hontai
【商品名】
・ダヴ ビューティモイスチャー洗顔料(130g/参考価格499円)
・ダヴ ビューティモイスチャークリーミー泡洗顔料(160ml/参考価格699円)
【PRコピー】うるおってはずむ肌に/キメを整える/肌の内側(角質層)までうるおいを与える

■総合評価(A~D):B(洗顔料/かずのすけ)C(泡タイプ/かずのすけ)D(いずれも/安藤氏)

◎全成分
<ビューティモイスチャー洗顔料>
水、ワセリン、ココイルグリシンK、グリセリン、ヤシ脂肪酸K、ラウロアンホ酢酸Na、ヒドロキシプロピルデンプンリン酸、アクリレーツコポリマー、ラウリン酸、ラウラミドプロピルベタイン、ステアリン酸、パルミチン酸、ココイルイセチオン酸Na、イセチオン酸Na、ヤシ脂肪酸、ポリブテン、ポリクオタニウム-6、クエン酸、EDTA-4Na、BHT、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン、香料

<ビューティモイスチャークリーミー泡洗顔料>
水、ココイルグリシンK、PG、グリセリン、ラウロアンホ酢酸Na、ステアリン酸、パルミチン酸、水酸化K、ジステアリン酸PEG-150、PPG-6デシルテトラデセス-30、クエン酸、EDTA-2Na、BHT、メチルイソチアゾリノン、香料

<かずのすけ氏の成分解析評価>
 基本の洗浄成分は、「ココイルグリシンK」というアミノ酸系石けんになります。アミノ酸系石けんは、ほかのアミノ酸系洗浄成分と異なり、弱アルカリ性の洗剤で、使用感も石けんとよく似ています。石けんと比較すると、こちらの方がやや低刺激の洗剤になります。ただし両商品とも通常の石けん成分も多めに添加されているため、洗浄力などはかなり高めです。

 両者の違いとして、通常のダヴは保護作用の油性成分「ワセリン」を多く配合しているため、過度な脱脂を防ぐことができます。一方で、泡タイプは水を加えなくても泡が立てられるように最初から成分が薄まっているため、どうしても消費速度が早くなるのと、さらにワセリンなどの配合がなく、成分が簡素化されているにもかかわらず価格が高額であることから、比較すると通常のモイスチャー洗顔料の方が優れているという結論になります。ただし泡タイプは泡が最初から出るというメリットもあります。

<安藤実和子氏の使用感評価>
◎使用感レビュー
・汚れ落ち
ビューティモイスチャー:★★☆☆☆
クリーミー泡洗顔:★★☆☆☆
どちらも肌表面の汚れは落としますが、皮脂の詰まりまでは落としきれませんでした。

・保湿力
daev1
ビューティモイスチャー:★★☆☆☆
クリーミー泡洗顔:★★☆☆☆
肌を保湿しているというより、洗顔料がぬるっとしている感覚です。また、しばらくすると肌がつっぱるので、保湿力は低く感じました。

・泡立ち
dave2
ビューティモイスチャー:★★★☆☆
クリーミー泡洗顔:★★★★☆
 ビューティモイスチャーは簡単に泡立ちました。キメ細やかでふわふわの泡が好印象です。一方、クリーミー泡洗顔はプッシュで簡単に泡ができますが、水気が多いのが残念な印象です。

・泡の持続力
dave3
ビューティモイスチャー:★☆☆☆☆
クリーミー泡洗顔:☆☆☆☆☆
 どちらの泡も簡単に潰れました。キメが細かったビューティモイスチャーまで泡が持続しなかったのは残念です。

・キメを整える
dave4
ビューティモイスチャー:☆☆☆☆☆
クリーミー泡洗顔:☆☆☆☆☆
どちらのダブも洗顔後に肌が整ったという感覚はありませんでした。洗顔としては働いてくれますが、キメを整えるケアまでは期待しない方がいい結果です。

◎口コミ評価
○良い口コミの傾向
<ビューティモイスチャー>
・ どこでも購入できる

<クリーミー泡洗顔>
・泡で出てくるのが便利で良い

×悪い口コミの傾向
<ビューティモイスチャー>
・ 洗顔後の肌が乾燥する

<クリーミー泡洗顔>
・泡のキメが粗い

◎結論:外出先での「とりあえず」にはおすすめ!
 どちらのダヴも、悪い口コミで取り上げられている「使用感の悪さ」を実感しました。日常使いにはおすすめできません。しかし、「洗顔料がない」緊急事態には選択肢に入れてよいでしょう。手洗い用石鹸で洗うよりは肌にも優しくおすすめできます。コスパはいいですが、使用感・汚れ落ちなど総合的に見て評価は低めです。

<検証者プロフィール>
かずのすけ
横浜国立大学大学院卒。環境学修士・教育学学士。現在は研究活動と併行し、化粧品の企画開発、セミナー講師、執筆業などを行う。著書に『化学者が美肌コスメを選んだら』(三五館)『間違いだらけの化粧品選び 自分史上最高の美肌づくり』(リンダパブリッシャーズ)。ブログ「かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

安藤美和子(あんどう・みわこ)
化粧品開発の経験とネットワークを活かし、医師、エステティシャン、スポーツトレーナー、美容部員、美容師、など美と健康の専門家を組織化。「アンチエイジングの神様」サイトを立ち上げ、編集ディレクターを務める。サプリメントアドバイザー、化粧品検定一級の有資格者で、雑誌やWEBメディアへの寄稿も行う。

 「貼るだけで二日酔いが防げる」という「二日酔い予防パッチ」なる夢のような製品が一部の酒好きの間で話題になっており、その効能について前編でシロノクリニック銀座院副院長笠井美貴子医師に伺ってきた。後編では、人気の美容点滴と笠井医師ご自身の二日酔い対策についてもお聞きした。

■魅惑の「二日酔い回復点滴」、その効果
――シロノクリニックでの二日酔い回復点滴は、打った瞬間から効き目が表れるのでしょうか。

笠井美貴子医師(以下、笠井) 打った途端に楽になるというより、点滴を打ち終わって楽になるという感じですね。何より、二日酔いの方ですと脱水の状態で、お水を取らないといけないのに、気持ち悪くてお水を飲むことができないことが多いですよね。なので、点滴で100~200mlの水が体に戻ることで、まず楽になるんです。点滴時間は大体30分くらいです。

――こういった点滴はどういった方が受けられますか?

笠井 サラリーマンの方も多いですが、夜のお仕事の方が出勤前に受けられることも多いですね。

――二日酔い対策以外に、美容系の点滴メニューを提供されていますが、どういったメニューが人気なのでしょうか。

笠井 人の胎盤から抽出したプラセンタは、そういった成分に抵抗のない方からは人気ですね。プラセンタは栄養素が豊富に含まれており、さらに抗酸化作用があるので、肌に直接打つ方もいますよ。美白作用だったり、ニキビの炎症を抑えたりする働きがあります。夜よく眠れるようになったという話も患者さんから伺います。免疫力が高まるので、風邪も引きにくくなります。

 また、高濃度ビタミンC点滴も人気です。経口では取れないくらいの高濃度を一度に体内に入れることで、美白やアンチエイジングのほか、抗酸化作用もあります。

――ビタミンCは、取りすぎると体外に出ていってしまうのでは?

笠井 確かに、ビタミンCは汗や尿で出ていってしまうので、普段取るのであれば朝、昼、晩でちょこちょこ取った方がいいですね。ですが、ピンポイントでかなりの量を入れるとそれとはまったく別の効果が出るんです。日焼けする前にビタミンC点滴をしておくと日焼けしにくくなりますし、日焼けして赤くなった肌も引きやすいなどの効果が見られます。こうした美容点滴の際は、その方固有のお悩み、たとえば「シミを薄くしたい」などでしたら通常の点滴料金にプラス1,000円程度からで他成分の追加を対応しています。固有のご要望にあわせて用意しますので、ご相談ください。

――点滴や注射医療でよく見かける「ニンニク注射」は、効果があるなどとよく聞きますが、なにが効いているんでしょうか?

笠井 ビタミンB1が主な成分です。なぜニンニク注射というかというと、ビタミンB1はとても臭いんです。ニンニクの匂いそのものというわけではないんですが、それに近いのでニンニク注射と呼ばれているんです。ニンニクにもビタミンBは含まれているので、まったく関係なくはないのですが、ニンニクから取ってきた成分をどうかして……とか、そういうのではないですね。

――ニンニクは関係ないんですか!

笠井 はい。ニンニク注射はお薬自体も臭いのですが、打った瞬間、すぐ自分の鼻にも匂ってくる感じなんです。耳鼻科の嗅覚テストにも使われるくらい強い匂いなんですよ。ただ、自分では匂いますが、周囲の人に匂うわけではないので、そこは安心してください。ニンニク注射は匂いが苦手という方もいらっしゃいますが、打った瞬間鼻に匂いがくるので「来た! という感じがしていい」という方もいらっしゃいますね。スポーツ選手の方が試合前にされるケースもあります。それですごくパワーが出るというわけではないですが、疲労はしにくくなり、回復も早くなりますね。

――先生ご自身は点滴や注射を打たれたりしますか?

笠井 風邪気味なときはしますね。ビタミン、ニンニク注射の成分を入れたり、プラセンタも入れたりします。

――先生はお酒を飲まれますか? 飲まれるならどのような対策をされているでしょうか?

笠井 飲みますね(笑)。ビタミンBとCは飲む前と飲んだ後にたくさん飲むようにしています。あとは胃薬ですね。PPI(プロトンポンプ阻害薬)、という胃潰瘍などで処方される胃薬が酔いにくいというのは研究としても出ているので、適応外の使い方ではありますがドクターの中では先にPPIを飲んでいるという方もいます。二日酔い点滴は飲む前も飲んだ後でも受けられますので、お酒が好きな方やどうしても飲まないといけない予定がある方などは、対策方法として活用してみるのもよいかもしれませんね。

(石徹白未亜)

 「貼るだけで二日酔いが防げる」という「二日酔い予防パッチ」なる夢のような製品が一部の酒好きの間で話題になっており、その効能について前編でシロノクリニック銀座院副院長笠井美貴子医師に伺ってきた。後編では、人気の美容点滴と笠井医師ご自身の二日酔い対策についてもお聞きした。

■魅惑の「二日酔い回復点滴」、その効果
――シロノクリニックでの二日酔い回復点滴は、打った瞬間から効き目が表れるのでしょうか。

笠井美貴子医師(以下、笠井) 打った途端に楽になるというより、点滴を打ち終わって楽になるという感じですね。何より、二日酔いの方ですと脱水の状態で、お水を取らないといけないのに、気持ち悪くてお水を飲むことができないことが多いですよね。なので、点滴で100~200mlの水が体に戻ることで、まず楽になるんです。点滴時間は大体30分くらいです。

――こういった点滴はどういった方が受けられますか?

笠井 サラリーマンの方も多いですが、夜のお仕事の方が出勤前に受けられることも多いですね。

――二日酔い対策以外に、美容系の点滴メニューを提供されていますが、どういったメニューが人気なのでしょうか。

笠井 人の胎盤から抽出したプラセンタは、そういった成分に抵抗のない方からは人気ですね。プラセンタは栄養素が豊富に含まれており、さらに抗酸化作用があるので、肌に直接打つ方もいますよ。美白作用だったり、ニキビの炎症を抑えたりする働きがあります。夜よく眠れるようになったという話も患者さんから伺います。免疫力が高まるので、風邪も引きにくくなります。

 また、高濃度ビタミンC点滴も人気です。経口では取れないくらいの高濃度を一度に体内に入れることで、美白やアンチエイジングのほか、抗酸化作用もあります。

――ビタミンCは、取りすぎると体外に出ていってしまうのでは?

笠井 確かに、ビタミンCは汗や尿で出ていってしまうので、普段取るのであれば朝、昼、晩でちょこちょこ取った方がいいですね。ですが、ピンポイントでかなりの量を入れるとそれとはまったく別の効果が出るんです。日焼けする前にビタミンC点滴をしておくと日焼けしにくくなりますし、日焼けして赤くなった肌も引きやすいなどの効果が見られます。こうした美容点滴の際は、その方固有のお悩み、たとえば「シミを薄くしたい」などでしたら通常の点滴料金にプラス1,000円程度からで他成分の追加を対応しています。固有のご要望にあわせて用意しますので、ご相談ください。

――点滴や注射医療でよく見かける「ニンニク注射」は、効果があるなどとよく聞きますが、なにが効いているんでしょうか?

笠井 ビタミンB1が主な成分です。なぜニンニク注射というかというと、ビタミンB1はとても臭いんです。ニンニクの匂いそのものというわけではないんですが、それに近いのでニンニク注射と呼ばれているんです。ニンニクにもビタミンBは含まれているので、まったく関係なくはないのですが、ニンニクから取ってきた成分をどうかして……とか、そういうのではないですね。

――ニンニクは関係ないんですか!

笠井 はい。ニンニク注射はお薬自体も臭いのですが、打った瞬間、すぐ自分の鼻にも匂ってくる感じなんです。耳鼻科の嗅覚テストにも使われるくらい強い匂いなんですよ。ただ、自分では匂いますが、周囲の人に匂うわけではないので、そこは安心してください。ニンニク注射は匂いが苦手という方もいらっしゃいますが、打った瞬間鼻に匂いがくるので「来た! という感じがしていい」という方もいらっしゃいますね。スポーツ選手の方が試合前にされるケースもあります。それですごくパワーが出るというわけではないですが、疲労はしにくくなり、回復も早くなりますね。

――先生ご自身は点滴や注射を打たれたりしますか?

笠井 風邪気味なときはしますね。ビタミン、ニンニク注射の成分を入れたり、プラセンタも入れたりします。

――先生はお酒を飲まれますか? 飲まれるならどのような対策をされているでしょうか?

笠井 飲みますね(笑)。ビタミンBとCは飲む前と飲んだ後にたくさん飲むようにしています。あとは胃薬ですね。PPI(プロトンポンプ阻害薬)、という胃潰瘍などで処方される胃薬が酔いにくいというのは研究としても出ているので、適応外の使い方ではありますがドクターの中では先にPPIを飲んでいるという方もいます。二日酔い点滴は飲む前も飲んだ後でも受けられますので、お酒が好きな方やどうしても飲まないといけない予定がある方などは、対策方法として活用してみるのもよいかもしれませんね。

(石徹白未亜)

<p> 筆者が思うに、人口対比だと日本で最も珍級グルメが多いのは、変態の街「名古屋」である。その次に多いのが、極東アジア「大阪」ではなかろうか。</p><p> 今回訪れたのは、なんばCityのすぐ近くにある小さな喫茶店だ。間口は狭いが奥に長い店のドアを開けると、店内は芳しきコーヒーの香りで満ち、コーヒー好きでなくとも、なぜかホッとする気分にさせてくれる。</p><p> そして、この店の人気メニューは、コーヒーだけでなく、カレーもそのひとつ。水、米、タマネギにこだわった手作りカレーなのだが、その中に珍級なメニューを見つけた。</p><p>「バナナパフェ風カレー」</p>

出産を終えた女性たちが必ずぶつかる壁と言えば、寝不足や、新生児の世話に関わる色々なことだろうが、実は「出産」と同時に(もしくは妊娠が判明した頃から)ぶつかる壁はそれだけではない。

意外に感じる人もいるかもしれないが、壁のひとつが、「実母」の存在だ。

一般的には義母、すなわち「姑」の存在が厄介なように思われがちで、嫁姑の確執は人気コンテンツのひとつとなっているが、今回は、「母になった娘」と「その実母」にスポットを当ててみようと思う。

◎実母だから甘えて当り散らしてしまう

なぜ、妊娠中や出産後、実の母が厄介な存在になるのか?

妊娠中は体調不良で家事ができない場合に手伝いに来てくれたり、身体に気を使った料理を届けてくれたり……
出産したあとは、やはり体力が回復するまで家のことをやってくれたり、子供(孫)の世話を引き受けてくれたり……
実母は妊産婦にとって“一番の心強い味方”というイメージも確かにある。

実親が近隣に暮らしていないにしても、「里帰り出産」を選択する女性はなかなか多い。これも実家で実母に面倒を見てもらい、産後の満身創痍の体を十分に休め回復させる目的で推奨されている。

私も、子を持つ前はこのようなイメージを漠然と抱いており、妊娠(出産)したら「実母」という存在は救世主になるのだと思っていた。
なんといっても実母は35年前に、私という子供を出産した張本人。その出産・育児経験があるのだし、18年も身近で育ててくれたのだし、身も心も全て委ねられる唯一の場所といっても過言ではないだろう、と。

しかし、いざ妊娠や出産すると、イメージしていたのと少し違うと感じる女性も多いのではないかと思う。特に出産を終えてから、激しい違和感を覚えたという体験談はネット上に多くあがっている。

近い関係だからこそ遠慮がないし、初めての育児というものすごくデリケートな問題に直面している時にズケズケと口出しされるのがストレスだと感じている人も少なくないようだ。

私の実母は電車で10分程度の距離に住んでいる。一人娘の私が妊娠を報告した時は本当に喜んで、頻繁に様子を見に来るようになった。私が子を持つことがなければ、母は一生「おばあちゃん」になれなかったからだろうか。私のお腹に在る命をまるで自分の命かのように大切にしてくれていた。
いよいよ明日出産という前夜も病院に駆けつけ、緊張で眠れない私の頭や身体を1時間以上も、面会時間ギリギリまで撫でていてくれたことは一生忘れないと思う。
後から聞いた話、母が私を産む前夜の祖母の想いを重ねていたそうだ。もう他界しているが「あの時こういう想いだったのか……」と。
私も、大人になってからはあんな風に「自分が子供にかえった」かのように母に甘えることなんてできなかったけど、妊娠や出産に関する弱音だけは丸ごとぶつけられていたのは、やはり自分を産んでくれた母だからなのだろう。
無事出産を終えて退院してからも何日か家に泊まってくれ、新生児である息子の世話や家事を引き受けてくれた。

だからもちろん感謝している。一方で、そうやって、母としてのスタートを切るときに誰よりも側にいた人だからこそ、慣れてくればお互いに遠慮がなく、ぶつかりかけたことも何度もあった。

母は孫を思うばかり、そして娘の私が「良い母になれるように」と願うばかりに、意見することもあったし、私は睡眠不足や体調不良によるイライラを「誰よりも近い」母に当たり散らしていた。
「寝れない」「貧血がつらい」「何もしたくない」「息子を可愛いと思えない」こういったシンプルで雑な弱音は母にだからこそぶつけられたことだったし、要は私自身が甘やかしてほしかったのだと思う。

一番記憶に残っているのは、母乳を与えるのが嫌で嫌で仕方ない私に、「〇〇(息子)が美味しいならいいいじゃない」と母が悪気なく言ったことだ。
母は私を完全母乳で育てた。母乳の出も非常に良かったそうで、何より私と決定的に違ったのは「母乳を与えている時間がほんとうに幸せだった」という点だ。
昔からそんな話を聞いていたし、私も母親になったらこうなりたいと漠然とイメージしていたから、それが叶わなかった(むしろ授乳が苦痛で仕方なかった)ことがすごくショックだったし、「ダメな母親だ」と落ち込んでしまっていた。それだけに母の悪気ない一言が大ダメージだったのだ。

それに自分をこんなにも落ち込ませる息子の存在を憎いと思ったことだって1度や2度じゃない。母や夫は息子に「かわいいかわいい」と(そりゃそうなんだが)声をかけるが、それがまた「こんなにかわいいのにアンタはダメな母親だ」とでも言われているような気さえして、まるで仲間はずれになっているような気にさえなった。育児なんて何ひとつ良いことない!と思った瞬間があったのも事実だ。

産後はホルモンバランスが大きく乱れ、鬱状態になる女性もいる。私もその傾向があったと今は思う。

それでも数カ月が経ち、私が息子を可愛いと思えるようになり始めたころからは、実母と「共有」できることのようが多くなっていき、母も私が自信を持って子育てしている様子を見て納得してくれたのか、私が選ぶ行動を最優先で考えてくれるようになった。

生後10カ月の今となっては、息子への想いを一番共有できるのは母であり、夫とはまた違う「母親」としての子への想いを語り合って盛り上がることもできる良い関係だ。

私の場合はこうして今は円満な母子関係でいるのだが、「子を産んでからというもの、実母との距離が上手く取れなくなった」「実母が過干渉で困る」「子供の持ち物にいちいちケチをつけてくる」など、現在進行形で悩みを深めている女性は大勢いる。

孫が可愛いばかりに口を出してしまうのかもしれないが、幼い子を持つ母親は家事に子育てに、それプラス仕事もしていれば毎日精神的にもカツカツ。「いちいちうるさい!ほっといて!」と言いたくなる気持ちも分かる気がする。

◎祖母にとっての孫はファンタジー

以前職場仲間だったC子は現在小学生の息子を持つ母だが、その昔、実母についてこぼしていた時があった。

C子は週に1度、息子をおばあちゃん(C子の実母)の家に泊まらせているらしいのだが、その時に着てくる服がみずぼらしかったりすれば、実母は新しい物(たいがい高い物)を買って着せ、少しでもお行儀の悪い言動や行動があれば「家での教育がなってない」と後から小言をいちいち言われるそうだ。

服や持ち物に関しては、価値観や、経済的に向き合う現実の違いなのかもしれない。昔は「身なり」=「育ち」とみなされることが多かったと聞くが、現代はファッションも多様化され、よほどボロボロの格好でない限りは「あの子あんな格好してるから貧乏なんだ」と思われることはないだろう。それに、裕福な家庭でもない限り、たくさん必要である子供服を毎回新品で揃えるのは難しい。今はベビー用品や子供服のリサイクルショップもたくさんあり、私もたまに立ち寄るが大体子連れの親子たちでにぎわっている。どうせ来年にはサイズアウトして着られなくなるであろう服なのだから、安いものを大量に揃えたほうが経済的だし、子供がいくら汚そうが気兼ねなく着せられるのもメリットなのだろう。私も今持っている子供服のうち、新品で購入したものは1~2割程度だ。

C子のようにおばあちゃんからのプレゼントとして高い新品の子供服をもらうのは良いが、「普段からこれぐらいのことしてあげなさい」という押し付けだったとしたら確かに余計なお世話だ。

また行儀作法についても、できていないことがあれば特に昔の人間は「みっともない」と感じる大きなポイントになるのだろう。「こんなんで人前に出たら恥ずかしい、しつけができていないと思われる」そう考えるからいちいち母である娘に注意するのだろうが、逆に非の打ちどころのないレベルで常に礼儀作法が完璧な子供がいたら、それはそれでちょっと目立つ。
「ごめんなさい」「ありがとう」が言えないとか根本的なことならまだしも、「子供らしい」とみなされるレベルでの足りなさを「お行儀が悪い」と指摘されるのは何とも窮屈だ。

親しくしている友人Dも、出産を終えた頃にはたびたび実母とぶつかったそうだ。

Dの弟や妹は先に結婚して子供もいたので、実母はDの育児と他の孫の時の育児法を比較したりして、出産を終え身も心も余裕がなかったDにはそれが重荷だったようだ。
「私は私なりにやる」というDの主張も「アンタはすぐそうやって居直るんだから……」と呆れられ、そんな調子でストレスを溜めたDは、家に手伝いに来てくれたお母さんに「帰ってくれ」と言わざるを得なかったらしい。

Dにとっても、せっかく手伝いに来てくれた実母を追い返すのは本意ではなかっただろう。しかし、私にもよく分かる。ただでさえ余裕をもって挑めないのが育児だ。自分なりのやり方を模索している最中に他者のやり方と比較されたり押し付けられたりすればかなりこたえる。

実母あるある、なのかもしれないが、物言いの特徴として、育児に対して「正解は一つ」であるかのように新米親である娘に指導する傾向があるように思う。自分もその昔、育児を経験したのだから、「こうすれば上手くいく」とか「これをしたからダメな子になった」とか、そんな目に見えてハッキリした答えがないことぐらいは分かっているはずなのに、なぜ「やり方」を決めてしまうのだろうか?

「あの子はこうやってた」「あの子がこう言ってた」……すでに妊娠・出産を経験した兄弟や従姉妹のやり方を頭に完コピし、押し付けてくる実母たちの事例は多い。良かれと思って、進言しているのだろうが、当の新米親としては「うるさい、ほっといてくれ」と反感を覚えるものだ。

私には兄弟も従姉妹もいないので親戚と比べられることはなかったが、実母は家族ぐるみで親しくしている幼馴染のY(2児の子育て中)の話をよくしてきた。新生児の服の着させ方、寝かしつけ方、オムツの替え方……思い返したらキリがないほど、間接的レクチャーを一方的に受けたものだ。

母側からすれば、とにかく「間違った子(孫)に育ってほしくない」「間違った母親になってほしくない」との思いが強いのだろう、現在立派に母親業を遂行しているように見える身近な人物をお手本にさせれば無難と思うからこそ、彼女らがやっていることを「正解」として提示するのだろう。

それに、子を産んだばかりで余裕がなく右往左往している実娘を手助けしたい親心が、「こうすればいいのよ」と道しるべを作ってあげたくなるのだろうか。

私の母は元々固定概念に捉われた考え方をするほうではなく、どちらかと言えばオリジナル性の強い破天荒タイプなのだが、初孫ができた時だけは型にはまるかのように「一つの正解」だけを追い求め、こちらも少し驚いた。

私が妊娠中のある日に母が言っていた。

「あんた(私)は、私がこの手で幸せにしなければと思うリアルな存在。でも赤ちゃん(孫)は、“宝物”のような存在」、と。

皆が皆そうではないかもしれないが、祖母に取って孫の存在というものは、そこまでリアリティがなく、ただただ、幸せであってほしい、健康に育ってほしい、そういう「願い」そのものなのではないだろうか。

綺麗な服を着て、お行儀よく誰からも愛されて、勉強も運動もできて……子供の頃にあこがれるヒーローのような存在というか、概念的なものなのかもしれない。

だからこそ、「願う」だけではない、子のリアルな姿と一番近くで寄り添って生きていく母親とは価値観が合わなくても当然だ。

◎親として、自分で正解を見つけたい

私は初めての育児だったので、毎日何が正解かわからないまま不安と闘っていたし、本当なら周りが上手くいった方法を耳にすれば「有り難い」とさえ思う状態のはずなのだが、他の人のやり方を押し付けられるぐらいなら、何一つ分からず八方ふさがりになっているほうが100倍マシだったように思う。

このちょっと普通とは違う、イレギュラーな精神状態に、娘が母に食ってかかりたくなる理由があるのだと思う。

たとえばもし取扱説明書のない家電を購入して手こずっている時に、使い方をレクチャーされれば助かるだろう。漠然と「こんな料理が作りたいけどやり方がわからない」という時に、具体的なレシピを渡されたら嬉しいだろう。

でも「育児」だけはなかなかそうはいかない。

素直に子育て中の友人などにアドバイスを求めるケースもあるだろうが、何から何まで他者のやり方に沿って子育てする母親なんているだろうか?

どんなに試行錯誤して苦しんだとしても、他人の「やり方」なんて本当は必要ないのだ。
「もういやだ、楽になりたい」と思いながらもやっぱり、自分で悩んで見つけた答え、すなわち母子ともに日々重ねていく足並みや呼吸が、育っていく我が子の「結果」でありたいのだと思う。
それを模索してもがいてる時に「あの子はこうしてた」だのとお手本を示されても困る。しかし「自分は自分でやっていく」と主張すれば「素直じゃないんだから」と呆れられる。
そもそも、素直である必要なんてまったくない。「この子の母親」は世界中で自分一人しか存在しないのだから。

少なくとも、母となった私にはそんな想いがある。
面倒臭がり屋で、そこに答えがあるなら大概のことは食いつく私だが、それでも育児に関してだけは他者のやり方なんて不必要だった。
もちろん余裕なんて限りなくゼロに等しかったし、「私ならやれる! 大丈夫!」と得体の知れない自信があったわけでもない。
でも出産から10カ月経った私がいま息子を可愛いと思うのは、私の身体から生まれた命だからということではなく、私オリジナルの悩みや苦労があの小さな身体と心に凝縮されていると思うからだ。
一般的にはマイノリティに分類されるやり方を多く選択してきた私だったが、毎日泣き、笑い、食べて、出して、寝て……と日々人間として発達していく息子を見ていると「別にこれでよかったんだ」と心から思える。何をしたから、ではない。結局は母親である自分自身が選んだやり方を遂行したことが、正解だったのだ。

こう考えると、祖母の立場である人間と、母である立場の人間では、同じ対象を見ているようで実はまったく違うものを見ているのかもしれない。
妊娠中から娘は母に甘え、母は娘を子供の頃に返ったかのように許容する。そうして一体化したまま、その勢いで子供(孫)を見てしまうから、行き先の違いに戸惑うのではないだろうか。
「母」と「祖母」では何もかもが違って当たり前。このことを、子(孫)が誕生する前からお互い十分認識していれば、少しは上手な付き合い方ができるのかもしれない。

■小出 愛/1981年生まれ、学生時代から10年以上スポーツ一本、卒業後はスポーツトレーナーとして第一線を志すも、いろいろあってパチ屋店員に。そこで旦那と出会い、結婚、2016年に第一子出産。プロレスは知らないけど猪木が好き。ママ友ヒエラルキーには入りません。

――「洗うだけでスキンケア」「角栓まで落とす」「潤いを与える」……洗顔料やクレンジングに躍るキャッチコピーは良いことばかり。でも、本当に肌にいいの? そこで、定番&人気のアイテムを、化粧品の成分解析で知られるかずのすけ氏と、化粧品検定一級で化粧品開発の経験を持つ安藤美和子氏(「アンチエイジングの神様」)が大検証!

■オイルにヒアルロン酸配合は効果ナシ!
hadarabo
【商品名】肌ラボ 極潤 オイルクレンジング(200ml/税抜き1000円)
【PRコピー】うるおい感と、心地よい洗い上がりにこだわり/メイク汚れや毛穴汚れにすばやくなじんで浮かし、水でさっと流せます

<総合評価A~D:B-(かずのすけ)/D(安藤)>

◎全成分
パルミチン酸エチルヘキシル、トリエチルヘキサノイン、テトライソステアリン酸ソルベス-30、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、オリーブ油、水、(パルミチン酸/オクタン酸)デキストリン、アセチルヒアルロン酸Na (スーパーヒアルロン酸)、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム (吸着型ヒアルロン酸)、ホホバ種子油、BHT

<かずのすけ氏の成分解析評価>
 「パルミチン酸エチルヘキシル」「トリエチルヘキサノイン」は、合成エステルオイルと呼ばれるもの。これは、通常の市販クレンジングの主成分である「ミネラルオイル」と比べると、脱脂力が比較的穏やかな成分です。

界面活性剤は、非常に低刺激の非イオン系界面活性剤を2種採用しています。市販商品としては高品質のクレンジングオイルですが、乾燥肌にとっては脱脂性がやや高めになってしまう場合もあるので、手早いクレンジングが推奨されます。

メイク落とし力はミネラルオイル系より穏やかですが、たいていのメイクはしっかり落とせます。ちなみにオイルが主体であることから、水性のヒアルロン酸等の保湿剤はほとんど効果を持たないと考えられます。

<安藤美和子氏の使用感評価>
◎使用感レビュー
・汚れ落ち★☆☆☆☆
gokujun_01
 一般にオイルタイプは、その他クレンジングタイプよりメイクが落ちやすいにもかかわらず、ウォータープルーフアイライナーと口紅は落ちませんでした。アイシャドウのラメも少し落ちにくい印象です。

・保湿力★★★☆☆
gokujun_02
 洗った直後の肌触りはスベスベしています。ただし、つっぱるほどではありませんが、時間とともに肌にカサつきが見られました。ヒアルロン酸配合でも、特に「うるおった」という実感はありません。

・ヌルつき★★★★☆
ヌルつきはほとんどありませんが、ややベタつきがありました。流す際は丁寧にしっかりすすぎましょう。

・テクスチャー★★★☆☆
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
 サラサラしたオイルで、肌の上でよくすべります。乾いた肌に使う商品ということもあり、持続力は◎。

・なじみの早さ★☆☆☆☆ gokujun_04 そもそものクレンジング力が弱いので、メイクなじみはあまり良くありません。時間もかかるうえ、キレイに落とすこともできませんでした。

◎口コミ評価
○良い口コミの傾向
・肌がしっとりして乾燥しない
・スッキリ洗い流せてコスパは良い
・肌がサラサラになる

×悪い口コミ
・メイクが落ちない
・肌が荒れた
・肌が乾燥してつっぱる
・柑橘系の香りが苦手

結論:クレンジング力は弱い! 薄化粧でプチプラが好きな人向け
 オイルタイプですが、ウォータプルーフの化粧品やラメが強めのアイシャドウは落としにくい結果でした。何度もこすれば落ちるかもしれませんが、摩擦は肌のダメージになり、乾燥やシワの原因を招きます。薄化粧の人以外には向かないクレンジングです。

 一方、普段のメイクが薄い人にとっては、大容量で低価格なのは、うれしいポイントになります。ただ、もっと安くて保湿力のあるクレンジングもあるのが事実です。肌のことを考えるなら、別の商品を候補に検討した方がよいでしょう。

<検証者プロフィール>
かずのすけ
横浜国立大学大学院卒。環境学修士・教育学学士。現在は研究活動と併行し、化粧品の企画開発、セミナー講師、執筆業などを行う。著書に『化学者が美肌コスメを選んだら』(三五館)『間違いだらけの化粧品選び 自分史上最高の美肌づくり』(リンダパブリッシャーズ)。ブログ「かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

安藤美和子(あんどう・みわこ)
化粧品開発の経験とネットワークを活かし、医師、エステティシャン、スポーツトレーナー、美容部員、美容師、など美と健康の専門家を組織化。「アンチエイジングの神様」サイトを立ち上げ、編集ディレクターを務める。サプリメントアドバイザー、化粧品検定一級の有資格者で、雑誌やWEBメディアへの寄稿も行う。

――「洗うだけでスキンケア」「角栓まで落とす」「潤いを与える」……洗顔料やクレンジングに躍るキャッチコピーは良いことばかり。でも、本当に肌にいいの? そこで、定番&人気のアイテムを、化粧品の成分解析で知られるかずのすけ氏と、化粧品検定一級で化粧品開発の経験を持つ安藤美和子氏(「アンチエイジングの神様」)が大検証!

■オイルにヒアルロン酸配合は効果ナシ!
hadarabo
【商品名】肌ラボ 極潤 オイルクレンジング(200ml/税抜き1000円)
【PRコピー】うるおい感と、心地よい洗い上がりにこだわり/メイク汚れや毛穴汚れにすばやくなじんで浮かし、水でさっと流せます

<総合評価A~D:B-(かずのすけ)/D(安藤)>

◎全成分
パルミチン酸エチルヘキシル、トリエチルヘキサノイン、テトライソステアリン酸ソルベス-30、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、オリーブ油、水、(パルミチン酸/オクタン酸)デキストリン、アセチルヒアルロン酸Na (スーパーヒアルロン酸)、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム (吸着型ヒアルロン酸)、ホホバ種子油、BHT

<かずのすけ氏の成分解析評価>
 「パルミチン酸エチルヘキシル」「トリエチルヘキサノイン」は、合成エステルオイルと呼ばれるもの。これは、通常の市販クレンジングの主成分である「ミネラルオイル」と比べると、脱脂力が比較的穏やかな成分です。

界面活性剤は、非常に低刺激の非イオン系界面活性剤を2種採用しています。市販商品としては高品質のクレンジングオイルですが、乾燥肌にとっては脱脂性がやや高めになってしまう場合もあるので、手早いクレンジングが推奨されます。

メイク落とし力はミネラルオイル系より穏やかですが、たいていのメイクはしっかり落とせます。ちなみにオイルが主体であることから、水性のヒアルロン酸等の保湿剤はほとんど効果を持たないと考えられます。

<安藤美和子氏の使用感評価>
◎使用感レビュー
・汚れ落ち★☆☆☆☆
gokujun_01
 一般にオイルタイプは、その他クレンジングタイプよりメイクが落ちやすいにもかかわらず、ウォータープルーフアイライナーと口紅は落ちませんでした。アイシャドウのラメも少し落ちにくい印象です。

・保湿力★★★☆☆
gokujun_02
 洗った直後の肌触りはスベスベしています。ただし、つっぱるほどではありませんが、時間とともに肌にカサつきが見られました。ヒアルロン酸配合でも、特に「うるおった」という実感はありません。

・ヌルつき★★★★☆
ヌルつきはほとんどありませんが、ややベタつきがありました。流す際は丁寧にしっかりすすぎましょう。

・テクスチャー★★★☆☆
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
 サラサラしたオイルで、肌の上でよくすべります。乾いた肌に使う商品ということもあり、持続力は◎。

・なじみの早さ★☆☆☆☆ gokujun_04 そもそものクレンジング力が弱いので、メイクなじみはあまり良くありません。時間もかかるうえ、キレイに落とすこともできませんでした。

◎口コミ評価
○良い口コミの傾向
・肌がしっとりして乾燥しない
・スッキリ洗い流せてコスパは良い
・肌がサラサラになる

×悪い口コミ
・メイクが落ちない
・肌が荒れた
・肌が乾燥してつっぱる
・柑橘系の香りが苦手

結論:クレンジング力は弱い! 薄化粧でプチプラが好きな人向け
 オイルタイプですが、ウォータプルーフの化粧品やラメが強めのアイシャドウは落としにくい結果でした。何度もこすれば落ちるかもしれませんが、摩擦は肌のダメージになり、乾燥やシワの原因を招きます。薄化粧の人以外には向かないクレンジングです。

 一方、普段のメイクが薄い人にとっては、大容量で低価格なのは、うれしいポイントになります。ただ、もっと安くて保湿力のあるクレンジングもあるのが事実です。肌のことを考えるなら、別の商品を候補に検討した方がよいでしょう。

<検証者プロフィール>
かずのすけ
横浜国立大学大学院卒。環境学修士・教育学学士。現在は研究活動と併行し、化粧品の企画開発、セミナー講師、執筆業などを行う。著書に『化学者が美肌コスメを選んだら』(三五館)『間違いだらけの化粧品選び 自分史上最高の美肌づくり』(リンダパブリッシャーズ)。ブログ「かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

安藤美和子(あんどう・みわこ)
化粧品開発の経験とネットワークを活かし、医師、エステティシャン、スポーツトレーナー、美容部員、美容師、など美と健康の専門家を組織化。「アンチエイジングの神様」サイトを立ち上げ、編集ディレクターを務める。サプリメントアドバイザー、化粧品検定一級の有資格者で、雑誌やWEBメディアへの寄稿も行う。

――「洗うだけでスキンケア」「角栓まで落とす」「潤いを与える」……洗顔料やクレンジングに躍るキャッチコピーは良いことばかり。でも、本当に肌にいいの? そこで、定番&人気のアイテムを、化粧品の成分解析で知られるかずのすけ氏と、化粧品検定一級で化粧品開発の経験を持つ安藤美和子氏(「アンチエイジングの神様」)が大検証!

■オイルにヒアルロン酸配合は効果ナシ!
hadarabo
【商品名】肌ラボ 極潤 オイルクレンジング(200ml/税抜き1000円)
【PRコピー】うるおい感と、心地よい洗い上がりにこだわり/メイク汚れや毛穴汚れにすばやくなじんで浮かし、水でさっと流せます

<総合評価A~D:B-(かずのすけ)/D(安藤)>

◎全成分
パルミチン酸エチルヘキシル、トリエチルヘキサノイン、テトライソステアリン酸ソルベス-30、トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル、オリーブ油、水、(パルミチン酸/オクタン酸)デキストリン、アセチルヒアルロン酸Na (スーパーヒアルロン酸)、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム (吸着型ヒアルロン酸)、ホホバ種子油、BHT

<かずのすけ氏の成分解析評価>
 「パルミチン酸エチルヘキシル」「トリエチルヘキサノイン」は、合成エステルオイルと呼ばれるもの。これは、通常の市販クレンジングの主成分である「ミネラルオイル」と比べると、脱脂力が比較的穏やかな成分です。

界面活性剤は、非常に低刺激の非イオン系界面活性剤を2種採用しています。市販商品としては高品質のクレンジングオイルですが、乾燥肌にとっては脱脂性がやや高めになってしまう場合もあるので、手早いクレンジングが推奨されます。

メイク落とし力はミネラルオイル系より穏やかですが、たいていのメイクはしっかり落とせます。ちなみにオイルが主体であることから、水性のヒアルロン酸等の保湿剤はほとんど効果を持たないと考えられます。

<安藤美和子氏の使用感評価>
◎使用感レビュー
・汚れ落ち★☆☆☆☆
gokujun_01
 一般にオイルタイプは、その他クレンジングタイプよりメイクが落ちやすいにもかかわらず、ウォータープルーフアイライナーと口紅は落ちませんでした。アイシャドウのラメも少し落ちにくい印象です。

・保湿力★★★☆☆
gokujun_02
 洗った直後の肌触りはスベスベしています。ただし、つっぱるほどではありませんが、時間とともに肌にカサつきが見られました。ヒアルロン酸配合でも、特に「うるおった」という実感はありません。

・ヌルつき★★★★☆
ヌルつきはほとんどありませんが、ややベタつきがありました。流す際は丁寧にしっかりすすぎましょう。

・テクスチャー★★★☆☆
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
 サラサラしたオイルで、肌の上でよくすべります。乾いた肌に使う商品ということもあり、持続力は◎。

・なじみの早さ★☆☆☆☆ gokujun_04 そもそものクレンジング力が弱いので、メイクなじみはあまり良くありません。時間もかかるうえ、キレイに落とすこともできませんでした。

◎口コミ評価
○良い口コミの傾向
・肌がしっとりして乾燥しない
・スッキリ洗い流せてコスパは良い
・肌がサラサラになる

×悪い口コミ
・メイクが落ちない
・肌が荒れた
・肌が乾燥してつっぱる
・柑橘系の香りが苦手

結論:クレンジング力は弱い! 薄化粧でプチプラが好きな人向け
 オイルタイプですが、ウォータプルーフの化粧品やラメが強めのアイシャドウは落としにくい結果でした。何度もこすれば落ちるかもしれませんが、摩擦は肌のダメージになり、乾燥やシワの原因を招きます。薄化粧の人以外には向かないクレンジングです。

 一方、普段のメイクが薄い人にとっては、大容量で低価格なのは、うれしいポイントになります。ただ、もっと安くて保湿力のあるクレンジングもあるのが事実です。肌のことを考えるなら、別の商品を候補に検討した方がよいでしょう。

<検証者プロフィール>
かずのすけ
横浜国立大学大学院卒。環境学修士・教育学学士。現在は研究活動と併行し、化粧品の企画開発、セミナー講師、執筆業などを行う。著書に『化学者が美肌コスメを選んだら』(三五館)『間違いだらけの化粧品選び 自分史上最高の美肌づくり』(リンダパブリッシャーズ)。ブログ「かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき

安藤美和子(あんどう・みわこ)
化粧品開発の経験とネットワークを活かし、医師、エステティシャン、スポーツトレーナー、美容部員、美容師、など美と健康の専門家を組織化。「アンチエイジングの神様」サイトを立ち上げ、編集ディレクターを務める。サプリメントアドバイザー、化粧品検定一級の有資格者で、雑誌やWEBメディアへの寄稿も行う。

 3月29日に発売されたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)のDVD/Blu-ray BOXが、驚異的な初動売り上げを記録しているという。

 同作は、4月10日付のオリコン週間売り上げランキングで、DVDBOXが2.7万枚、Blu-ray BOXボックスを3.0万枚売り上げ、計5.7万枚のビッグセールスを記録した。もし、購入者の全員がTBSのネットショップ「TBS i shop」で買っていたとする場合、DVDセットは税込2万2,572円、Blu-ray BOXセットは税込2万8,512円なので、それぞれの定価に売り上げ枚数を掛けて合算すると、その額は約14億円にのぼる。

 だが今、その中身に思わぬ不満の声が挙がっているという。一体どういうことなのか?

「ドラマ自体は繰り返し見ても飽きないし、新たな面白さを発見できるのですが、特典映像がどうにも手抜き。同局で放送された『王様のブランチ』とのコラボコーナーやダイジェスト、さらには『ぴったんこカンカン』で司会の安住紳一郎が踊った『恋ダンス』特別バージョンなど、ほぼ使い回しの内容ばかり。しかも、付録でついてきた『特製ムズキュンBOOK』という冊子も、人物関係図やドラマのあらすじが書いてあるだけで、『得した感』がないんです。出演者のインタビューくらいは入ってると思ったのですが」(実際の購入者)

 とはいえ、「地方は『ブランチ』が放送されないから、たっぷり見られてよかった」という声ももちろんある。また、新垣結衣と星野源と脚本家による、最終回の「オーディオコメンタリー」やハプニングNG集については「短いけど楽しい」「仲の良さが伝わってくる」とおおむね好評だ。一方、ドラマDVDで“お約束”の映像は期待できないという。

「通常の特別映像といえば、撮影現場にメイキング用カメラが入り、クランクインや中盤、クライマックスに向けての追い込み、そしてクランクアップの様子などを、休憩時間といったオフタイムを交えながらドキュメンタリー風に作ることが多いのですが、それが一切ないのが驚きました」(制作会社スタッフ)

 ちなみに、昨年放送されたヒットドラマ『世界一難しい恋』(日本テレビ系)のDVD/Blu-ray BOXには、メイキング映像がしっかりと入っている。しかも時間にして、なんと90分を越える大サービス。さらに初回限定版についてきたのは、嵐・大野智演じる主人公・鮫島零治が経営する「鮫島ホテルズ」のロゴ刺繍入り“特製ハンドタオル”だ。それに対し、『逃げ恥』の早期購入特典としてついてきたのは、「A4でもB5でもない、B6という使えないサイズのクリアファイル」(同)と、丁寧に作られたドラマのものとは思えない、「投げやり」ともとられかねない特典なのだという。

 ちなみに、月9史上最低視聴率をたたき出したあのドラマすら、その特典は豪華だ。

「6月21日に発売予定の『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)のDVD/Blu-ray BOXの初回限定版の内容を聞いてびっくりしました。エンディングシーンでは、その場にいる全員が一斉にマネキン人形のように静止する“マネキンチャレンジ”をしていましたが、その撮影風景を、初回特典用に360度VR(バーチャルリアリティー)映像にて収録、メイキング動画としてダウンロードでき、それを見られる専用ゴーグルも同梱されているそうです。また主演を務めたロックバンドflumpool・山村隆太が役のまま(名波竜)次回予告を朗読する予告シーンも収録、もちろん未公開クランクアップ集も入っています」(芸能ライター)

 こうして比較すると、人気ドラマだった『逃げ恥』の特典がしょぼく見えてくるが、作品そのものが魅力的であれば、余計な工夫をせずとも、ちゃんと“売れる”と証明した格好だ。
(後藤港)

 人気俳優ディーン・フジオカの経歴詐称問題で、ある占い師のメールがこのスキャンダルを予告していたのではないかと、一部のテレビ関係者を騒がせている。

「ディーン・フジオカさんはドラマでいえば、あと2クールくらいこなすと運気が最高値になって、そこから落ちるので、何か嫌われる理由が出てくる。特にテレビはあまり相性が良くなくなるので、アドバイスできるのなら織田裕二さんのような映画俳優になったほうがいいでしょう」

 こう書かれたメールは昨年、あるバラエティ番組の占いコーナー用の“元ネタ”として、占い師から複数の番組スタッフに送られていたもの。

 人気タレントの未来を占う企画なのだが、基本ネガティブな内容はNGとあってフジオカの話はボツになったが、ちょうどドラマ2クール分ぐらいの期間を経て出てきたのが、経歴詐称疑惑。まさに、占い師の予言が当たったことになる。

 フジオカは福島県生まれの日本人ながら台湾でデビューした俳優だが、「週刊文春」(文藝春秋)が「ハーフで、名門・シアトル大卒業」と名乗っていた過去を指摘。事実、フジオカはテレビ番組の出演でも「シアトルの大学入学、卒業」と紹介されていたのだが、実際には大学ではなく、2年制のコミュニティカレッジだったという。

 ほかにも出演番組の視聴率が違っていたり、5カ国語を話せるという言語の中身が途中から変わっていたり、怪しい部分が次々に指摘されているため、経歴詐称でメディアから消えたショーンKに似ているともいわれる。

 疑惑の真偽はさておき、この占い師がフジオカの運気下落を予言していたのなら、ほかの予言も気になるところだ。そこで占い師の承諾のもと、番組スタッフに、ほかの“未使用予言”を並べてもらった。

「広末涼子は、事務所のスタッフとの相性が運気に左右するので、仲が良かった担当者が替わると運気が下がる」
「米倉涼子は、今年の出演映画に大当たりが出る」
「『あさが来た』が大好評だった波瑠は、見る夢によって今後の運気が変わる。悪夢を見ると危ない」
「有村架純は運気上昇。ただし、食が細くなると運が落ちる。カロリーの低いもの中心に食べているとダメ」
「吉田剛太郎と古田新太の相性運がズバ抜けてよく、年内に共演作があったら、爆発的な名作になる」

 中でも広末に関しては、最近になって親しかった事務所幹部が辞めたというウワサがあり、スタッフ間では注目の的となっているという。

 ちなみに、別の占い師ミレイさんによる六星占術だと「フジオカさんの今年の運気は、100点中39点」だという。大人気の本人にとってはハズれてほしいだろうが、果たして……。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

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